HOME » 「氣」と「霊」

氣とは?

「氣」についてご説明します。

「氣」と言われて一般的に思い浮かべるのは、テレビなどで見る「気功」ではないかと思います。手も触れていないのに人が飛ばされたりする様子を見て、なにかちょっと怪しげなイメージを抱く方もいらっしゃるようです。
実際には武道や整体・ヒーリングなど、さまざまな場面で活用されており、決して怪しいものではありません。

そういった気功は主に「気」を操るものであり、「氣」とはまた異なるものだと言えます。簡単に説明しますと、「気」は生体エネルギー(有限・人間が自ら作り出すもの)、「氣」は生命エネルギー(無限・宇宙の天辺に存在するもの)です。
「氣」とは無限の宇宙エネルギーであると同時に、癒しのエネルギーでもあります。

この「氣」を導き、ヒーリー(ヒーリングを受ける方)に注ぎ込みエネルギーで満たすのがヒーリングです。ヒーラー自身がヒーリーを癒すのではありません。ヒーラーはただ氣を導くだけにすぎないのです。
※手で触れたり対面したりしなくてもヒーリングは十分可能です。

また、氣を扱う時に最も大切なのは「無心」です。

無心

氣を扱う時に最も大切なのは無心だと書きましたが、自我などの意識や感情は不要です。スピリチュアル界ではよく「愛がすべて」などと言われますが、愛すらも必要ありません。愛がなければ氣が流れないのだとしたら問題です。

とにかく何も考えず、目の前のヒーリーに光のエネルギーを全力で注ぎ込むことだけに集中します。ヒーラーには一瞬の極度の集中力が必須だと言えます。

氣の力

ヒーリングは人間が本来持っている治癒力を引き出し、免疫力を高めます。その結果、体の不調な部分が良くなっていきます。うつ病などの精神疾患にも効果があると言われています。
また、ヒーリーの中にあるマイナスの部分(抑圧された感情など)を浄化する働きもあります。

ただし、ヒーリーが氣を拒絶していたり、全く信じていない場合は効果が出ないこともあります。 また、効果の現れ方には個人差があります。

霊とは?

霊とは、肉体が消滅し、魂だけの状態になった人間のことです。霊を化物や怪物のように考えていらっしゃる方が多いのですが、もともとは私たちと同じ人間なのです。

霊は肉体が無いため、肉体を求めてさまよいます。そして自分にぴったり合う人間を見つけ、その体内に入り込んでしまいます。

いろいろな人間がいるように、霊の性質も様々です。入り込んだからと言って悪意があるわけではない霊もいますし、逆に宿主の人間を非常に困らせる霊もいます。

霊障と防御

霊に入り込まれると、大なり小なり肉体や精神に影響が出てきます。ふさぎ込みがちになったり、いつの間にか体に傷ができていたり…。性格が変わってしまうこともあるようです。
こういった影響をまとめて「霊障」と呼びます。

霊はあらゆる場所にいますが、だからといって霊に入り込まれる人間ばかりではありません。防御は簡単にできます。主に気をつけていただきたいのは以下の3つです。

  • 心を明るく保つ
  • むやみに霊を怖がらない
  • 心霊スポットなどには行かない

心を明るく保つ…霊が肉体を探す時は自分と似たような人間を選ぶのですが、現世をさまよっている霊はたいてい恨みや心残りを抱えています。霊に入り込まれる現象は、霊と似たような心持ちになった時によく起こるので、なるべく明るい心でいるのがよいでしょう。
ただし、霊体質の方はこれに当てはまらないことがあります。

むやみに霊を怖がらない…霊は見えないだけでどこにでも存在するものですから、怖がる必要はありません。
ドラマや映画の霊の描写で「霊は怖いもの」と刷り込まれている方が多いのですが、あれらは単なる作り物と考えてください。肉体を持たない霊は人間に比べると断然非力です。
ただし、霊を馬鹿にしたり見下したりするような態度はよくありません。一番は気にしないことです。

心霊スポットなどには行かない…心霊スポットや、いかにも怪しげな場所にはマイナスエネルギーが淀んでいます。いくら明るい心の持ち主でも、霊に入り込まれる可能性が高くなりますのでお勧めしません。

浄霊

浄霊とは霊を浄化することです(広義では浮遊霊や地縛霊など、どのような霊でも浄化することを浄霊と言いますが、ここでは人の中に潜む霊を浄化することを指します)。
除霊は霊を人から引き離すだけですが、浄霊は霊そのものを浄化し成仏させます。

小さな霊でしたら浄霊は短時間で済みますが、長年宿主にくっついているような霊や、宿主を取り替えながら何百年も存在しているような霊の浄霊は時間がかかったり、すぐには浄霊できないこともあります。

「霊の影響かも…」とお悩みの方はまずご相談ください。霊の存在の有無などお調べいたします。ご相談は無料、秘密厳守。詳しくは「ヒーリングと浄霊」のページをご覧ください。